ここ最近、時代の変化を感じることが多くありました。
今まで当たり前だったことが、少しずつ新しいものへと変わっていっています。
時代の変化とともに、人の考え方も前より自由になってきたように思います。
今回はそんな時代の流れに乗れるような、もっと自分の気持ちを大切にした生き方のヒントになる本をご紹介します。
こんな方におすすめ
- もっと自己肯定感を高めていきたい方
- 自分の力に自信がない方
- 人生につまずくことが多い方
うまくいっている人が自然にできていること?
前に『シンクロちゃん』という本をご紹介したことがあるのですが、その本の中に出てきた「ある本」が気になったので、読んでみることにしました。
『シンクロちゃん』について詳しくは、こちらをご覧ください。
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全てにOKが出せれば、どんな自分でも大丈夫!と思える
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今回読んだ本も、プラスになりそうなことがたくさん書かれていました。
それは、『うまくいきそうでいかない理由』という本になります。
著者は佐藤由美子さんで、ご自身のコンサルタントによって、4,000人以上もの人生を変えていったという方です。
どんな人にも、人生っていろんなことが起こると思います。
その起こった出来事を繰り返していくうちに、どんどん成長していける人と、逆にうまく乗り越えられなくて、つまずいてしまう人もいます。
佐藤先生の本によると、人生がうまくいっている人というのは、「メタ認知能力」が高いそうです。
しかも、人生がうまくいっている人は意識しなくても自然にできていることなんだとか!?
《メタ認知能力とは》
アメリカの心理学者ジョン・H・フラベルによって用いられた言葉で、わかりやすく表現すると、自分をもう一人の自分が客観視してコントロールできる能力です。
引用 : 『うまくいきそうでいかない理由』
という話になるんですが、それは「たった10秒のワーク」を取り入れるだけになります。
10秒ワークを続けていると、だんだんとそのメタ認知能力が高まって、自分にとって良い選択ができるようになっていきます。
10秒ワークって何をするの?
10秒ワークって、具体的にはどんなことをしていくのでしょうか。
それは、自分の頭の中でほんの少し自分に意識を向けることでした。
10秒ワーク
①夜の自分から朝の自分に教える
②人生の分岐点にいる自分へ情報を教える
引用 : 『うまくいきそうでいかない理由』
最初は「夜の自分が朝の自分に教える」ことから始める
最初にするのは、夜の自分がその日の朝の自分に、今日あったことを伝えていきます。
今日あったことを振り返って言葉にすることで、できたことに対して改めて認識することができます。
そうすると、今の自分が過去よりも、どれだけ成長しているかに気づくことができるようになります。
続けることで、どうしたらうまくいくのかという選択肢が広がって、同じような失敗は繰り返さないようになるそうです。
確かに、過去の自分と比べて、少しでもできている自分を認めてあげられるようになったら、これから先の未来も良い方へ変わっていきそうです。
続けていくことが大事
著者の佐藤先生は、この10秒ワークを10年以上も続けられているそうです。
元々は自然にしていたことなんだそうですが、不安が大きければ大きいほど、この10秒ワークを続けていくと良いそうです。
慣れてくれば、夜の自分から朝の自分に限定しなくても、日常の中で10秒ワークができるようになってくるみたいです。
この①と一緒に、②の「人生の分岐点にいる自分へ情報を教える」こともやっていくと、さらに自己肯定感が高まっていきます。
もちろん大人だけでなく、子どもでもできるワークなんです。
子どもの場合は、大人よりいろんな先入観が少ない分、10秒ワークも受け入れやすく効果も出やすいみたいです。
私は本を読んでから実際に「10秒ワーク」をやっているのですが、続けていくうちに、いろいろと気づいたことが出てきました。
ここで書くと長くなってしまうため、実践編という感じで別の記事にしたので、良かったらこちらもご覧ください。
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自己肯定感が高まる「10秒ワーク」を実践してみたら・・・、いろいろな気づきがありました
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終わりに
本の中で大切なポイントの1つは、これではないかと思います。
「自分で自分を認めること」
これができるようになってくると、どんな人の未来もさらに拓けていくような気がします。
こちらの「うまくいきそうでいかない理由」という本は、これから先の未来に合った考え方を身に付けられる内容だと思います。
私は『シンクロちゃん』の10秒スイッチでどんなことにもOKを出しながら、今回の本のワークも続けてみようと思います。
この本の「10秒ワーク」が多くの人に広がっていったら、誰もが自分を味方につけることができるのではないでしょうか。