皆さんは、どんなフライパンや鍋を使っていますか。
私は今まで、軽さや使いやすさを重視したフッ素加工のものを選んでいました。
調理器具を変えるきっかけになったことがあり、今は信頼性の高いものを使っています。
食べ物に無添加があるように、調理器具にも安全な材質を使ったものがあります。
フッ素加工は、知らないうちに私達の体へ影響を及ぼしているかもしれません。
安心して使えるおすすめのフライパンと、鍋をご紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
調理器具を変えるきっかけになったこと
フッ素加工のフライパンって、くっつかなくて、値段も手頃だし便利ですよね。
私も持っていて、ずっと使ってました。
でも、使っているうちに焦げ付いたり、くっつくようになってきます。
そろそろ買い替えなきゃと思っていたところ・・・
フッ素加工の危険性を知ることになりました。
ちなみに、フッ素加工とテフロン加工は同じものになります。
テフロン加工は、アメリカのデュポン社が商標登録している呼び名だそうです。
日本でも禁止になった物質
新しいフライパンや、安全な使い方をしていれば問題ないようですが、こんな影響があるようです。
フッ素加工の危険性
- PFOAの悪影響
- 有害ガスの発生
フッ素加工のフライパンには、フッ素樹脂を接着しているPFOA(ピーフォア)という物質が使われています。
PFOAは自然界にはないもので、いわゆる化学物質のことになります。
フライパンが劣化してくると、そのコーティングが剥がれて、PFOAが食材に移ってしまいます。
260℃以上の高温にしたり、うっかり空焚きをすると、有害ガスが発生する可能性もあるとか・・。
PFOAは、2000年にアメリカで人や環境への被害が確認されています。
2019年に、ストックホルム条約でPFOAを使ったものは製造と使用が中止にもなっています。
日本では、2021年から製造と使用禁止になりました。
経済産業省の公式サイトにも載っています。
ただ、製造が中止になっても、今まで作られたものは販売されていることになります。
安全性の高いおすすめのフライパンと鍋
ここからは、買い替えたおすすめのフライパンと鍋を3つご紹介します。
なるべく今までと同じように使えるものを探していたら、ちょうど良さそうなのが見つかりました。
グリーンパンのフライパン
1つ目は、グリーンパンのフライパンです。
グリーンパンは、2007年にベルギーで誕生して、自然素材を原料とした製品を作っています。
砂と同じミネラル成分でできている、「セラミック・ノンスティックコーティング」加工を施しています。
熱の伝導率も良く、IHでもガスでも使えます。
デザインも可愛いものやクールな感じのものなど、それぞれシリーズになっています。
サイズ違いや、フライパンや鍋も揃っていますよ。
こちらが今使っている「ヴェニスプロのフライパン」です。
サイズは20cmで、深さ約4.3cm、ハンドルは約7.5cmになります。
重さは、556gでした。多少の個体差はあるみたいです。
熱が伝わりやすいので、フライパンもすぐに熱くなってきます。
弱火から中火が推奨されているので、強火になりすぎないようにしています。
油を入れて少し温めてから使うようにしてますが、今のところくっつくことはないです。
どんなものでもそうですが、これは時間の経過とともに、変わってくるかもしれませんね。
洗う時は粗熱が取れてから、ぬるま湯で洗っています。
洗剤をつけたスポンジで優しく洗うと、力を入れなくてもツルっときれいになります。
ハンドルの内側にある段差は、洗い残しに気をつけています。
ハンドルはステンレスになっていて、料理中に触っても熱くなかったです。
蓋は別で売っていますが、私は家にあったものを使っていました。
その後、このあとご紹介する鍋の蓋を兼用して使っています。
グリーンパンの両手鍋
先程ご紹介したフライパンが良かったので、あとから両手鍋も追加しました。
2つ目は、「メイフラワーのキャセロール」です。
サイズは20cmで、深さ約9.5cm、ハンドルは約4.5cmになります。
全体の重さは1.25kgで、鍋だけの重さは830gでした。
蓋は強化ガラスで、重さは420gです。
フライパンのサイズにも合うので、一緒に使っています。
こちらの鍋だと、具材を炒めたら、そのまま煮込むことができます。
こちらも粗熱を取ってから、お湯で洗っていますが、軽いので扱いやすいです。
ハンドルの内側は、フライパンと同じ作りになっています。
鍋に深さがあるため、内側の段差の所には食材が付きにくかったです。
なので、フライパンより洗い残すことが少ないですね。
ハンドルはステンレスですが、こちらは調理中に熱くなります。
他にも良さそうなお鍋はたくさんあったのですが、重さがどうしてもネックになっていたんですよね・・。
フッ素加工のものに慣れすぎていたので、グリーンパンは、それに近い軽いものが選べたのではないかと思っています。
カンダのステンレス鍋
3つ目は、株式会社カンダのステンレス雪平鍋です。
グリーンパンと同じで、IHでもガスでも使えます。
カンダでは、新潟県の燕三条の技術を取り入れながら、使いやすいオリジナル製品を販売しています。
こちらが「カンダの雪平鍋」です。
サイズは20cmで、深さ約9.2cm、ハンドルは約17.5cmになります。
重さは686gでした。
ステンレスということもあり、炒めるとくっつきやすいので、茹でたり煮るのに使っています。
深さもあるので、1~2人分であれば、作り置きもできます。
両側には注ぎ口もあり、左側は先が細くなっていて、右側はゆるやかなカーブになっています。
注いだ時もお湯の切れがよく、たれてしまうこともなかったです。
鍋の内側にはメモリが付いているので、計量しながら入れることもできます。
ハンドルの内側は平らになっているので、これは洗いやすいです。
外側はガッチリ溶接されてます。
ハンドル部分は、料理中でも熱くなり過ぎないです。
ステンレス製の鍋は、実は使っているものがあったのですが・・、
どうしてもハンドルの材質が気になっていたんですよね。
カンダの鍋はハンドルもステンレスなので、安心して使っています。
終わりに
食材宅配を試してからというもの、私は食べ物、調味料、そして調理器具と変えていくことになりました。
でも、調理器具は意外と見落としがちなんですよね。
買い替え時期でなかったら、ずっとフッ素加工のものを使っていたかもしれません。
じっくり選んで買ったものなので、長く使えるように大切に愛用していきたいです。
フライパンや鍋は、サイズも種類もいろいろあるので、ご家族の人数に合わせて選べると思います。
その後ですが、食器も安心して使えるものにしました。
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